YAMAHA FJR1300およびFZS1000試乗テストinスペイン ヘレス
今回のジャーナリスト珍道中も大御所4人に囲まれて、Mr.WITHMEが行きます。 上記左から山田純さん、宮崎敬一郎氏、和歌山さん、とってもわかりやすい つじつかさ大先生。一番左奥の人は、今回YAMAHAから付き添いで来ていただいた、松尾さんです。 この中で一番の長老?は山田純さんで、何処の国に行ってもみんなの引率をしています。 和歌山さんと宮崎さんはいつも仲良くじゃれ合っておりますが、そのじゃれあいぶりは海外でも有名?ですよ。 辻さんは、見ての通り目立つので、何もしゃべらなくても存在感たっぷり。それなのに、一日中しゃべりまくってます。 本当に濃い人たち4人に囲まれて、実はMr.WITHMEがとってもキャラクター薄く感じてしまうのです。 みんな怖そうにも見えますが、バイク乗りにはとっても気さくに何でも答えてくれますよ。 (辻さんも4年ほど前のMr.WITHME全国ツーリングで夜の宴会で爆裂しておりましたが…覚えてる人いる?)
何かこの4人に聞きたいことがあったら私Mr.WITHMEが代わって聞いておいてあげましょう!掲示板にでも書き込んでおいて。オッと風呂の湯が一杯になった…今日はアムステルダムの空港で一泊。明日からスペインに渡って、とりあえず技術説明会から。
2001年2月20日
今日は一日中ゆっくり出来たね。朝ホテルに着いてからは、時間があるのでメシ喰ったり、撮影ポイントの下見で海へ行ったりと、ここぞとばかりに旅行気分。それでも夜にはちゃんとお仕事。技術説明会でFJRの最新技術をたたき込まれるのだ。と言っても、なんだか楽しそうでしょ…。Mr.WITHMEは FJR用のサイドバッグを片手にちょっとモデルをやってみました。そして日本のジャーナリストは、実はよく働くので有名なのです。メシの時間でも、休憩時間でも、やたらマシンを引っ張り出して撮影をしたり、質問したり…。まだ初日なのに妙に一日中カメラ片手に動き回っているのです。 それがいいのか悪いのか…。海外のジャーナリストからは不思議がられています。最後のディナーでも、技術者とっつかまえて、夜遅くまで話し込んでしまった。しかし、アルコールも入ったところで盛り上がった話は、YAMAHAのT-MAXとHONDAシルバーウイングの話。宮崎氏、和歌山氏の言いたい放題。しかし販売戦略に絡む裏ネタが多くて、怖くて書けません。まぁ明日からはいよいよFJRの試乗。あさってはFZSの試乗と言うことで、そろそろ寝ることにします。多少時差ボケがあるので、妙に眠い。
2001年2月21日
今日の走行は約330q。ヘレスから海岸沿いをジブラルタル海峡に向かい地中海沿岸のリゾート地方を走らせる。マシンがFJR1300 がちんがちんのツーリングバイクなので、あっという間に走りきってしまった。それにしても、バイクジャーナリストはすばらしい。バイクが好きじゃなかったら、つらいかも?「寒い、暑いは当たりまえ!疲れるし、だいいちアブナイ!」こんな仕事やってられないけど、でもバイクに乗ること自体が好きだから、とにかくサイコー!! 朝はゆっくりお食事。さて乗るかとなれば、メーカーの方々が洗車ワックスがけ、当たり前。走るステージは、世界でも選りすぐりのロケーション。ちょっと休憩ともなれば、世界選りすぐりのカメラマンにデジカメ渡して「こっちこっち、この角度から撮って!」といえば、寝そべってでも、イイアングルを押さえてくれる。仕事なんだか、旅行なんだか…(もちろん、ヤングマシン用の写真も一応押さえておく。)昼飯は、その地方の高級料理を出されるのに、「もっと庶民的なのを味わいたいな…」などメシの文句も言いたい放題。評論家が揃っているだけに、いちいち出されるものに優劣を付けたがる(庶民的なものを出されると「もっとイイもん喰わさんかい!」ってみんな文句言うと思うけど)いやぁみんなにも味合わせてあげたいよ!ほんとに。
プロの走り屋グループなので、ペースは以上に速い。たぶん、みなさんがお仕事の時の「ツーリング企画」で走るときは、気を遣っているだろうけど、我々だけで走るときは、ほんと「事故ったら自分のせいねっ」ッてな感じで飛ばす飛ばす…と言うよりは、半分ちぎろうとするときも…ある。
写真撮影は誌面用のが半分あとは趣味で押さえているよなもん(これは言い過ぎかな) とにかくどんなときも撮影撮影!これらの中で良い写真が、みなさんにお披露目されるのだ。
もちろん峠は攻める!
2001年2月22日
今日の走行距離も300qをゆうに越えました。今回は山岳ルートが多く、スペインの田舎道、峠。そしてFZS1000の撮影は、もちろんアップハンで豪快にねじ伏せる攻めでしょう。遠い日本から、ヤングマシン編集長 イヤ杉夫殿からの指令は「ヒザ擦ってちょんまげ」「ウイリーでもかましますか…」であったが、はっきり言ってスペインの、この峠。石灰岩で出来ているのか?異常に滑ります。ウエット路面みたい。海外の媒体の方々も「カチンッ」ッて固まってましたぜ。でもMr.WITHMEはがんばりました。はっきり言ってステップバリバリ削ったのはオレと宮崎敬一郎氏くらいでしょ!あ〜ぁでもどうしよう…ライディングフォームがビビデバビデブーだったら。こればかりは私も誌面が出来てみないとわぁ〜かりません。
もちろんインプレッションもちゃんと押さえておりますよ。今回の模様は4月1日発売号ヤングマシンにてお披露目します。
それでは ムーチャス グラシアス セニョール&セニョリータ アディオス!