7月13日 −決勝−


マシン&丸山浩&オグラレーシングギャル!

さてさて、やって参りました。JOY耐決勝!7時間の長い長い戦いの始まりです。
今回の作戦は、スタートドライバー丸山→五十嵐→阿部→小川→丸山→五十嵐と、5回ストップ作戦(昨年と同じです)。
昨年は、オイル消費を読み切れずに1回ピットインが増えてしまうという、アクシデントがありながらの3位表彰台。
もしコレが無ければ…
とりあえず、上手くいけば146周以上。昨年よりも多い周回数でのゴールである!
しかし、天気が気になる…
コース状況は、ドライ。だが、今にも降り出しそうな雰囲気。もちろん天気予報も雨、コレはタイヤの履き替え時期も勝負の行方を決める大きなポイントになりそうな予感!


左:コントロールタワーよりも後ろ(Bグループ) 右:1コーナー側(Aグループ)

今年も、スタートは2グループに分かれてのローリングスタート。ポールポジションは、1コーナー50m看板よりも前です!!もちろん、最後尾は最終コーナーの立ち上がり付近。とっても長い隊列です。

ついにサイティングラップスタート。2周走ってから、ペースカーがピットイン。長い長い戦いの始り!
話は、全然変わりますが、1グループと2グループが余りにも離れすぎたため2グループがスタートする頃には、何と!トップ集団が既に1周回って来てしまったのである。第2集団はスタートを切る前に既に周回遅れと、これまたもてぎの夏の珍事とあい為りました!

今年は、昨年の教訓からなのか、もしくはみんな本気で勝ちに来ているのか。
ラップタイムの速い車輌が少なかった影響もあり、順調に順位を上げていく丸山。約1時間後にピットに入ってくるときには一気に3位まで順位を上げさい先の良い出だしでした!

順調にみえたピットインでしたが、何と給油所が大渋滞!給油で10分間の時間がとられているのですが、2分も余計に掛かってしまう誤算。後々、コレが響いてこなければいいのですが約1周のロスはいくら耐久といえども痛いロスです。

その後は、ドライバーを五十嵐・阿部と順調に交代していき、もうすぐで3時間というところでついに雨が……
パラパラと、振ったりやんだり、しかしついに路面がウェットになり始めたところで数台がクラッシュ!

このタイミングで、ペースカーである。周回タイムは、5分以上。
決断は、ピットイン。給油はせずにセミレインタイヤに履き替えてのコースインであった。多くの車がピットに入ってきたことで給油に10分以上掛かってしまうのではとの判断である。そして、直ぐにでもペースカーが外れれば一気に周回を稼いでトップに躍り出る作戦であった。

しかし、予想とは裏腹にペースカーがなかなかピットインせず、燃料を無駄に消費してしまう。このままでは、給油のタイミングを逸してしまうということで、ピットサイン。ペースカーが抜けずに周回を重ねてくれれば給油でのタイムロスが、少なくなるのだが…。
何とも、タイミング悪く、うちがピットインしたとたんにペースカーもピットイン。(最悪の結果となってしまった)


ドライバー交代で慌ただしい、ピット前

その後は、しばらくウェットの状態が続いたのだがその状態も長くは続かず、レコードライン上はドライに。
またしても、タイヤ交換が裏目に出ることになる。ドライバーは小川。予定のピットインまであと1周、ピットサインを出そうかというところで、急遽ピットイン。まさか…トラブルかと思われたが、原因はタイヤ。既に山が無くなりダメになってしまったのである。
更には、昨年7時間耐え抜いた、ブレーキパットまでもが残り僅かの状態であることが判明。給油と共に、前後タイヤ交換オイル補充、更にはブレーキパット交換のピット作業である。メカニックはウデの見せ所、昨日の猛練習が効いたのか、僅か5分ほど(確かこれくらいだったような?)でピットアウト、最少限のタイムロスで、失ったタイムを回復するべく全開走行に移行するドライバーは丸山。クリアラップが全くないこのコース上でも上手く前車をパスしながら、常に22秒から25秒のタイムをキープして走っていく、そして…


タイヤを外してビックリ。ローターが…

悪夢は、訪れた。
ピット内に設置された、テレビ画面には煙を噴きながらダウンヒルストレートを下っていく1台の車を映し出す。ゼッケンは99!
またしてもトラブルである。

煙を出していたのは、右フロントから。どうやら、キャリパーのダストシールなどが燃えているようである。
しかも、1時間前に交換したばかりのパットは既に全く無い状態である。とりあえずは、そのまま給油所に向かい、給油。しかし、煙の勢いは止まらずについには火まで出てしまい、消化器のお世話に。

そのころ、ピットでは大慌てでパット交換の準備。そして、車が入ってきてタイヤを外して予想外の出来事に唖然としてしまう。
パットだけならともかく、ロータにまでクラックが入ってしまい、使える状態では無かったのである。
リタイヤが頭をよぎるが、前日まで使用していたものに交換を決意。 まさかまさかの、ローター・キャリパーアッシー交換である。


エア抜きをする、松井メカ。エアが噛んでいたら最後。責任重大である

パットが反り返ってしまい、キャリパーから外れない。更には、ブレーキフルードはまさに沸騰!!で激熱。キャリパー、ローター毎強引に外して、前日まで使用していた、ものに交換。そして、最後はエア抜きである。ドライバーが踏んで、メカがエアを抜く。この作業を、慎重かつ素速くこなして、ついにはコースに復帰!!一時は、不可能と思われたこの状況を、僅か30分で切り抜けたメカニックの動きには、圧巻でした!

ドライバーは、五十嵐。キャリパー交換直後という、不安要素を吹き飛ばす、快走!今までのラップタイムよりも2秒余り速いタイムで周回を重ねる五十嵐!ピットは、エアが噛んでいないかの不安なまなざしでいたが、そんなのはお構いなし。

激走を最後まで続け、ついにチェッカー!しかもファイナルラップで、この日のベストラップ19秒台をたたき出すという、何とも彼らしい走りでした。


チェッカー後の改心の笑顔!


無惨な姿のキャリパー

結果はともあれ、今年も無事?完走。そう簡単には、勝てないレースの難しさ、そして楽しさを味わう一日となりました。

今年の教訓を生かして、来年こそは優勝だ!


キャンギャルと丸山浩。改心のショット!?