7月13日 −決勝−
マシン&丸山浩&オグラレーシングギャル!
さてさて、やって参りました。JOY耐決勝!7時間の長い長い戦いの始まりです。 |
左:コントロールタワーよりも後ろ(Bグループ) 右:1コーナー側(Aグループ)
今年も、スタートは2グループに分かれてのローリングスタート。ポールポジションは、1コーナー50m看板よりも前です!!もちろん、最後尾は最終コーナーの立ち上がり付近。とっても長い隊列です。 ついにサイティングラップスタート。2周走ってから、ペースカーがピットイン。長い長い戦いの始り! 今年は、昨年の教訓からなのか、もしくはみんな本気で勝ちに来ているのか。 |
順調にみえたピットインでしたが、何と給油所が大渋滞!給油で10分間の時間がとられているのですが、2分も余計に掛かってしまう誤算。後々、コレが響いてこなければいいのですが約1周のロスはいくら耐久といえども痛いロスです。 その後は、ドライバーを五十嵐・阿部と順調に交代していき、もうすぐで3時間というところでついに雨が…… このタイミングで、ペースカーである。周回タイムは、5分以上。 しかし、予想とは裏腹にペースカーがなかなかピットインせず、燃料を無駄に消費してしまう。このままでは、給油のタイミングを逸してしまうということで、ピットサイン。ペースカーが抜けずに周回を重ねてくれれば給油でのタイムロスが、少なくなるのだが…。 |
ドライバー交代で慌ただしい、ピット前
その後は、しばらくウェットの状態が続いたのだがその状態も長くは続かず、レコードライン上はドライに。 またしても、タイヤ交換が裏目に出ることになる。ドライバーは小川。予定のピットインまであと1周、ピットサインを出そうかというところで、急遽ピットイン。まさか…トラブルかと思われたが、原因はタイヤ。既に山が無くなりダメになってしまったのである。 更には、昨年7時間耐え抜いた、ブレーキパットまでもが残り僅かの状態であることが判明。給油と共に、前後タイヤ交換オイル補充、更にはブレーキパット交換のピット作業である。メカニックはウデの見せ所、昨日の猛練習が効いたのか、僅か5分ほど(確かこれくらいだったような?)でピットアウト、最少限のタイムロスで、失ったタイムを回復するべく全開走行に移行するドライバーは丸山。クリアラップが全くないこのコース上でも上手く前車をパスしながら、常に22秒から25秒のタイムをキープして走っていく、そして… |
タイヤを外してビックリ。ローターが…
悪夢は、訪れた。 煙を出していたのは、右フロントから。どうやら、キャリパーのダストシールなどが燃えているようである。 そのころ、ピットでは大慌てでパット交換の準備。そして、車が入ってきてタイヤを外して予想外の出来事に唖然としてしまう。 |
エア抜きをする、松井メカ。エアが噛んでいたら最後。責任重大である
パットが反り返ってしまい、キャリパーから外れない。更には、ブレーキフルードはまさに沸騰!!で激熱。キャリパー、ローター毎強引に外して、前日まで使用していた、ものに交換。そして、最後はエア抜きである。ドライバーが踏んで、メカがエアを抜く。この作業を、慎重かつ素速くこなして、ついにはコースに復帰!!一時は、不可能と思われたこの状況を、僅か30分で切り抜けたメカニックの動きには、圧巻でした! ドライバーは、五十嵐。キャリパー交換直後という、不安要素を吹き飛ばす、快走!今までのラップタイムよりも2秒余り速いタイムで周回を重ねる五十嵐!ピットは、エアが噛んでいないかの不安なまなざしでいたが、そんなのはお構いなし。 激走を最後まで続け、ついにチェッカー!しかもファイナルラップで、この日のベストラップ19秒台をたたき出すという、何とも彼らしい走りでした。 |
チェッカー後の改心の笑顔!
無惨な姿のキャリパー
結果はともあれ、今年も無事?完走。そう簡単には、勝てないレースの難しさ、そして楽しさを味わう一日となりました。 今年の教訓を生かして、来年こそは優勝だ! |
キャンギャルと丸山浩。改心のショット!?